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北道路に面する玄関。
閉鎖的にならないよう、格子を取り入れました。

玄関タイルはクロス状に2色のタイルを張り合わせています。
シューズクロークは片引き戸を使用していますが
室内側はオープンになっているのでホールからも出入りが可能。
大理石調のフローリングによって明るい玄関となりました。

ニッチや上部に用いたガラスブロックが空間にアクセントを加えています。

柱・梁はもちろん、天井やアクセントの格子にも木材を
ふんだんに使用したリビング。
床材にはナラの無垢材を使用しています。

和室でよく見られる柱を表した真壁造りも現代風にアレンジし、
さらに壁と天井を珪藻土で仕上げるなど、
お施主様のこだわりがつまった空間になりました。

天井高はダイニングが約3ｍ、リビングで2.7ｍと
それぞれ高さをもたせたほか、大開口のサッシを取付けたことで
開放感のある団欒スペースとなりました。




キッチンの天井高は、あえて他よりも低くすることで空間にリズムが生まれます。
クロスの色味を変えればより効果的にアクセントをつけることができます。




玄関ホール→食品庫→キッチン

お母さんには嬉しい裏動線もしっかり確保しています。

2階サンルームの床にはアクリルを使用。
外部には1坪のバルコニーもあるので
天候や季節を問わず洗濯物を干すことができます。

10帖の寝室には置き畳を採用し、アジアンテイストに。
竹網代が印象的な天井は高低差をつけることで立体感が生まれます。


壁掛けテレビを設置している壁は独立しているもので、
併設するウォークインクローゼットとの動線をゆるやかにしています。

建具の代わりにロールスクリーンを使用。

また、ウォークインクローゼット内は珪藻土仕上げとし、
お施主様自ら施工されました。

　

5.4帖の子供部屋。
並んだ2部屋は、はじめから中間で仕切っています。
どちらも爽やかなクロスを選ばれました。

　

1.25坪のユニットバスと脱衣室。
洗面室はあえて廊下へ出すことで動線が交錯することを避ける間取りに。
床には大理石調のフローリングを使用しています。
表面がつるっとした床材は、高級感もありながらお掃除も楽々です。


　

1階と2階でそれぞれ雰囲気の異なる空間に。

左：1階は階段下を利用し、スペースを広げました。
　　手洗いボウルとカウンターを造作し、ブラウンのクロスをポイントに。
　　シックな仕上がりになりました。

右：2階はピンクを基調にコーディネート。
　　花びらの様なペンダント照明が可愛らしさをプラスしています。









■いきさつ
不動産業者さんからのご紹介




■設計のポイント
１階リビングは柱・梁を表して、無垢材をふんだんに使用。
壁・天井には珪藻土を使用し、基本天井高は2.7ｍに設定。

味わいと開放感のある空間に仕上げております。


２階の寝室は和室のアレンジをしており、
オシャレな落ち着きある空間にしております。


設計者　菊池幸生